こんにちは、Hirokiです。
突然ですが、皆さんは「死ぬ」と「寝る」の違いを考えた事がありますか?
今回はそんな「死ぬ」と「寝る」の違いを本気で考えてみます。笑
人生初のオール
先日、人生で初めてオールをしました。
友人に話すと結構驚かれます。みんな、学生時代に絶対1回くらいはオールをした事があるようです。
基本的に寝ないと、イライラするしボーッとするし良い事なんてないです。
今回もずっと仕事をしていたものの、案の定これといったメリットは発見できなかったので2度とオールはしません。笑
そんな訳で人生初めてオールを達成した訳ですが、その結果
そういえば、睡眠ってなんだろう??
という生物学的かつ哲学的疑問に辿り着いたのは自分でも意外でした。(唯一のメリットだったとも言えます)
こんな機会滅多に無いし、今回は「死ぬ」と「寝る」の違いについて本気で考えてみます。
どう似ているのか?個人的な見解
まずは私が感じる「死ぬ」と「寝る」の類似点を挙げてみます。
「死」と「睡眠」って非常に似てると思います。
どちらも”意識がなくなる“という点においては同じですよね。
夢は、意識に入るのか?という議論もこれまた非常に難しいです。
夢を夢だと意識する瞬間はいつか、を考えるとどうでしょうか?
夢の中で「これは夢だ!!」と思っても、果たしてその状態はどの段階、状態での意識なのかが不明確だし、思考主体が果たして本当に自分自身なのか、、なんて考え出したらキリがないです。
夢は、基本的に起きた後に思い返す「記憶」です。
記憶は意識が作り出すので、夢をみている時には意識がある、といえるのかもしれませんが、断定はできません。
頭が混乱してきたので、続いて相違点を考えてみます。
「死ぬ」と「寝る」の相違点
寝る前と死ぬ前、明らかな違いは「恐怖感」です。
寝る前に『やばい、寝ちゃう、、怖い』とはなりませんが、
死ぬ前には恐らく『やばい、死んじゃう、、、怖い』となるでしょう。
人は「未知なもの」に対して恐怖感を抱くそうです。
幽霊、宇宙人、超能力、死、、
確かにどれも
「自分の理解を超えているもの」
に対して恐怖感を抱いているのがわかります。
ということは、「寝ること」は「未知ではない」ということなのです。
習慣化してるし、小さい頃から当たり前に寝ています。
もはや
未知である状態(寝てる時の意識はどこかは知らない)が習慣化
されて恐怖感を抱かないのかもしれないです。
なんだか、思ったより当たり前の結論になって萎えたので、ググってみようと思います。
「死ぬ 寝る 違い」で検索
大量に、検索結果が出てきた。。。
やはり気になる人には気になる事みたいですね。
哲学的な論文も散見されますが、1時間くらい徘徊した結果、Yahoo!知恵袋のベストアンサー”じゃない”一つの答えが一番気に入ったのでご紹介します。
チベット仏教の教え
チベット仏教では、「死」と「睡眠」に関して類似点を見出してるようです。
チベット仏教、、、
全然詳しくなかったのですが感覚的にすごい正解に近いものを教えてくれそうで、読み進めました。
チベット仏教では、心を”セム”と”リクパ”の二つに分けます。
【用語解説】
セム…潜在意識。自他を区別し、世界の物事を細分化し、分析する、われわれが意識している通常の心のこと。
リクパ…潜在意識の中でも最も奥深く隠されている心の本質。
そして、「死」と「睡眠」のプロセスをそれぞれチベット仏教的に解説するとこうなります。
–死—
①肉体の死とともに”セム”が消失する。
②“セム”によって隠されていた”リクパ”が顕在化する時期が来る。
※この②が悟りを開くチャンスだが、生前に修行を積んでいない人は認識すら出来ない。
③「次の生に向けての準備(“バルド”)」が始まる。
–睡眠–
①入眠の際に、”リクパ”が顕在化する時期が来る。
②夢が出現してくる時期は、死でいう”バルド”。
このように類似点を見出した結果、チベット仏教の結論は
「睡眠は死のシミュレーション(simulation)である。」
分かんないけど、この結論の虜になりました。
だとすると皆んなが恐れてる「死」って毎日毎日当たり前に練習してる事だし、いざ死んでみると、案外、全然怖くなかったりするのかも知れない。
そう思うと、死ぬ日を楽しみに(不謹慎な意味ではない)日々大切に楽しく生きていこうって思えます。
人生初めてのオールという経験が僕に教えてくれたのは、このような事でした。
ちなみに、チベット仏教でいう”リクパ”を認識するための修行が「瞑想」みたいです。
本日の一枚📸

『人生ゲーム』
奇跡の一枚っていうやつなのかも知れません
神奈川の某田舎に撮影しに行った時、たまたま綺麗な薄明光線を見つけました。
急いでシャッターを切ると、まさに奇跡の一枚が撮れました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
Written By Hiroki Yamamoto
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