Vrewの使い方を画像付きで解説【Adobe Premiere Proと併用する方法も解説】
こんにちは、Hirokiです。
動画編集歴は8年で、以下の感じで動画編集をしています。
✅筆者Hiroki Yamamotoの動画編集ポートフォリオ
今回はそんな私が全ての動画編集者にオススメする
Vrew(ブリュー)
という
AIを駆使した動画編集ソフトの使い方をご紹介します。
これは今後動画編集者であれば
誰でも当たり前に使う時代
が来ると思います。
また、Vrewで編集したデータを
Adobe Premiere Proに書き出す方法
も解説致します。
これであなたの動画編集効率は格段に上がる事を約束致します。
最後までしっかりと読んで身に付けてくださいね!!
Vrewとは
Vrewの特徴は以下の通りです。
- 動画素材を読み込むと自動でテロップ入力してくれる。
- 動画素材の無音部分を認識して自動カット編集してくれる。
- Adobe Premiere ProやFinal Cut Pro Xなどにデータを書き出せる。
韓国のベンチャー企業が開発したソフトで、
上記の通り、テロップ入力やカット編集を
半自動化
出来ます。
「半」自動化と書いたのは、
まだ現時点で精度がそこまで高くないから
です。
にしても
かなり編集の手間が省けるのも事実
です。
筆者は
Vrewで大まかな編集
⬇️
Adobe Premiere Proで手直しと最終調整
という流れを採用しています。
超効率UPです。
Vrewがやってくれる部分の”カットとテロップ”って正直
作業的要素が強い工程
だと思います。
そこをAIに任せることで、気持ち的にも時間的にも余裕ができ
よりクリエイティブな動画編集業務になるのは本当に良い部分ですね。
Vrewのインストール方法
インストールはなんと現時点で無料です。
具体的なインストール手順は以下の通りです。
①Vrew公式サイトにアクセス
こちらからサイトにアクセスできます。
無料ダウンロードをクリック
保存先を指定して「.dmg」ファイルを保存
「.dmg」のファイルをインストールしてアプリケーションファイルにドラッグ&ドロップ
以上がインストール(MacOSの場合)の流れです。
続いて具体的な利用方法を見ていきましょう。
Vrewで自動テロップ入力を行う方法
まずは、アプリケーション一覧から先ほどインストールしたVrewを立ち上げましょう。
Vrewを立ち上げると初期画面が表示される
するとこのような画面が出てきます。
予め、デモ映像が入っていますね。
ここに自分の編集したい映像を読み込んでいきます。
「新しい動画で始める」→該当素材を選択→「開く」
言語を選択→「確認」
確認をクリックすると
以下のような画面になり、左上に読み込みの進行状況が表示されます。
動画素材の長さに応じて、数秒~数分かかりますので読み込みが完了するまで待ってください。
読み込みは数分かかる
読み込みが完了すると、以下のような画面になります。
自分が読み込んだ素材が
✅勝手に分割されている
✅音声を認識してテロップ化されている
状態だと思います。
ここから
✅分割の調整
✅テロップの手直し
✅フォントデザインの調整
など、このVrewで出来るのですが
個人的には、Vrewでは「しない」事をオススメします。
理由は以下の通りです。
- 結局Adobe Premiere Proで最終調整をするから
- あくまでも付属的な機能としてあるのみでメインは「AIがカットとテロップ入力をしてくれるソフト」だから
なので、このまま次に自動カット編集の方法をご説明します。
Vrewで自動カット編集をする方法
ここで一つ注意点があります。
Vrewにおける「カット編集」とは
「無音の箇所を認識して削除する」
という意味合いです。
なので
話題ごとカットするなど人為的なカットは出来ない
という事です。
そこは知っておいてください。
具体的な手順は以下の画像の通りで至ってシンプルです。
「編集」→「無音区間を短縮」→「調整」
続いてここまでの編集データをAdobe Premiere Proに引き継いで手直しと最終調整をする方法を見ていきましょう。
Vrew→Adobe Premiere Proに書き出す方法
以下の手順で書き出してください。
「ファイル」→「他の形式でエクスポート」→ 「Premiere Pro xml」
上の画像の手順でPremiere Pro xml を選択すると
以下の画像のような表示が出てきます。
「字幕の改行をそれぞれのテキストレイヤーに入れる」
を選択して「エクスポート」を押してください。
「字幕の改行をそれぞれのテキストレイヤーに入れる」→「エクスポート」
自分が後でわかるようにファイル名をきちんと指定して保存を押してください。
保存先とファイル名を指定して保存する
Adobe Premiere ProでVrewのデータを手直し最終調整する方法
それではVrewで編集したファイルをAdobe Premiere Proで引き継いで、手直しと最終調整をしましょう。
まずは、Adobe Premiere Proを起動して新規プロジェクトを作成します。
「ファイル」→「読み込み」を選択
Vrewで作成した.xmlファイルを選択して読み込む
2つ読み込まれたうち「拡張子のついていない方の素材」をタイムラインにドロップ
タイムライン上の素材をダブルクリック
という手順で進めると、以下の画像のように
テロップレイヤーとカット割り済みの動画素材レイヤー
に分かれたシーケンスが現れるので
ここであとは普段のAdobe Premiere Pro の動画編集と同じ要領で完成へと作業を進めてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
以上がVrewの使い方、そしてそこで仮編集した素材をAdobe Premiere Proで引き継いで完成させる方法でした。
この手順を踏む事で、かなりの効率アップにつながります。
是非、試してみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは素敵な動画編集ライフを…。
Written By Hiroki Yamamoto
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