著作権フリーとロイヤリティフリーの違いとは?
こんにちは、動画編集者のHirokiです!

今回はこういった疑問にお答えしていきます。
▶︎著作権ごと放棄されているが使い方には制限がある
ロイヤリティフリー
▶︎著作権はそのままに”使用料”が不要。素材購入費等は必要な可能性もある。
が、、基本的にはどちらも”利用規約”をきちんと読んで下さい。
詳しく見ていきましょう。

著作権フリーとは?

そもそも著作権って何?何のためにあるの?
自分の考えや気持ちを作品として表現したものを「著作物」、著作物を創作した人を「著作者」、著作者に対して法律によって与えられる権利のことを「著作権」と言います。著作権制度は、著作者の努力に報いることで、文化が発展することを目的としています。
(KIDS CRIC『学ぼう著作権①著作権とはどんな権利?』より引用)
その作品を作った人が不利にならない為の権利ですね。
では、著作権フリーとは何でしょうか?
「著作権から自由・拘束を受けない」という意味であり、著作権が存在していない・放棄されているものを表すが、実際にこの言葉を使用する場面では、一定の利用条件が課せられているケースが多く定義が曖昧な言葉であることに注意が必要。
(『JEPA|日本電子出版協会 著作権フリーとは?』より引用)
結論から言います。
「著作権フリーと書いてあっても”利用規約”をきちんと見ましょう」

…そうなんです。
とりあえず、ここでの理解はぼんやりで結構です。
続いてロイヤリティーフリーについて見ていきましょう。
ロイヤリティフリーとは?

そもそもロイヤリティとは?
特定の権利を利用するために権利者に支払う使用料のこと。
(『ロイヤリティフリーとは? | 画像素材のYOURSTOCK』より引用)

では、ロイヤリティフリーとは何でしょうか?
ロイヤリティーフリー(RF)とは、無料という意味ではありません。 画像やイラスト、動画、音楽などの各素材において、その使用目的に関わらず、同じ使用許諾ライセンスで幅広く様々な使用目的や使用期間に対応できる、と言う意味です。 対になる言葉はライツマネージド(RM)で、こちらはライセンスの契約毎に素材の使用目的や、媒体、使用期間が決まります。 同じ素材でも他の目的に使う場合は、改めて追加の契約が必要となります。
(『ロイヤリティーフリーの素材 ってどういう意味? – Shutterstock』より引用)
つまり
『著作権はあげないけど、ライセンスを得たら利用規約の範囲内で使って良いよ』
という事です。
結局「著作権フリー」と「ロイヤリティフリー」の違いって何なの?

少し乱暴な結論かもしれませんが、安心して素材を使用する為には以下のように理解しましょう。
「著作権フリーとロイヤリティフリーの違いは”著作権を放棄しているか否か”の違いで、どっちにしても利用規約の範囲内で使用する事が不可欠」

そういう事です。
これらを踏まえて以下の記事を参考に良質な無料素材を集めてみましょう!!

まとめ
いかがだったでしょうか?
筆者自身、前から今回のテーマはかなり疑問でした。
自分での調べた結果
それらの違いを理解することよりも、利用規約の内容はサイトによって変わるのでしっかりと注意が必要
という事がわかりました。
皆さんも、素材を生かして素敵な映像作品を作ってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは素敵な動画編集ライフを…。
Written By Hiroki Yamamoto